
一年を振り返る時、自分は大事(だいじ)と言えることはできていない
と思われる方が多いかもしれません。しかし、神さまに、主イエスに、心
を向け続けたのであれば、占星術の学者たちのように、まるで人生の大事
(だいじ)を果たし終えた人のように満ち足りた思いを持って、安らいで
いいのです。
クリスマス、それは、私たちが神さまの導きに中で生きていることに改
めて気付く時です。私たちは、折々に振り返るなら、自分の努力や心がけ
だけではどうにもならないことがありながらそれでも何とか暮らしが成り
立っていることに気付かされます。神さまの導きを覚えずにおれません。
自分の力で生きようとすることも大事ですが、それ以上に、神さまの導
きを信じて、生かされようとすることが大事です。その二つがあって、私
たちは、色々あっても、満ち足りた思い、また心の深い所にどっしりとし
た安らぎがある毎日を過ごせるようになります。一度限りの人生が、そう
いうものになることを祈り願いましょう。
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